医療機器紹介「X線撮影装置/超音波診断装置」

当院では高度医療機器設備はもちろんですが、どこの病院にも置いてある医療機器も高性能のものを導入しております。
今回は、主に一次診療で使われる検査機器ごとの特長に加え、実際の検査風景のレポートをお伝えいたします。

X線撮影装置(レントゲン)

「骨や肺を簡易的に画像診断」

X線という放射線の一種を当てて撮影することで、体内の構造を見ます。高度医療機器であるCTより簡易的で経済的。
レントゲン検査は全体的な評価を、簡単に。そして便利に行える検査として普及しており、精密検査というよりは、最初に状況を把握したり経過観察を行ったりする際に利用されます。
昔はフィルムで撮影していましたが、現在はデジタルが主流になっています。

負担をかけないよう、正しい保定とポジショニングで

超音波診断装置(エコー)

「お腹を切らずに体内組織を視覚化」

カラダの表面から超音波を当て、体内の組織にぶつかってはね返ってきた音を映像にします。超音波検査は腹部にある臓器、胸部にある心臓などの観察に向いています。特に、動いている物をリアルタイムに描くことができるので心臓の観察に優れています。

左手で画面操作しながら、右手で患部にプローブ(からだに触れる小さな箱)をあてています

最後に

愛犬・愛猫の健康を守るためには日々の小さな変化に気付くことが大切です。
「元気がない」「歩き方」「ごはんの量」など、いつもと様子が違うと感じたら、病気の早期発見・早期治療のためにも、些細なことでもお気軽にご相談ください。

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